声に出して読みたい日本語ちんぽにゃ!!!!!
今までアンチョビを料理名だと思っていたのですが魚の名前でした。イワシ。
小学校低学年は虫をおもちゃにするのがあるあるだと思います。
自分も例に漏れずたくさんの虫を処刑していました。
特にお気に入りだったのが毛虫です。動きがのろく色も目立つやつが多かったので捕まえやすかったのでしょう。あとつぶした時のやわらかさ。
記憶をたどると、イラガ(緑色でとげとげしてて触るとしびれるやつ)とセスジスズメ(黒にオレンジの線模様が入っててぷにぷにしてるやつ)を主につぶしていた気がします。
イラガは校庭に生えている木にわさわさして取り放題でした。ただなるべく素手で触りたくないので、木にくっついているところを石でぶにゅっと潰してあげたり木の枝でいじくり潰してあげたりしていました。毒を持っている事を良い事に悪だと決めつけて自分は悪を退治していると正当化していたのだと今になって思います。無意識の正義が何とむごい事か。
セスジスズメは草むらに黒い塊がうごうごしているので目立ち、見つけやすかったです。毒も無く触るとぶにゅぶにゅで気持ちよく、しっぽのアンテナみたいなのが可愛らしい見た目でした。ぶにゅぶにゅが気持ち良すぎて石ですり潰したくなるのもやむなしです。あれはただ興味本位と快感で殺していた。
毛虫以外にもアリをもみ潰したり大きめの石をひっくり返したところにいた諸々を一切合切叩き潰したり茶色いさなぎを石で押し潰して白い汁を眺めたり、今思うと中々のシリアルキラーでした。
子供の頃のあの殺意の無い虐殺はどこから湧いてくるのか不思議です。動くものの仕組みを知りたいと言う純粋な興味本位が強いのでしょうか。罪悪感を微塵も覚えていないのは法律や宗教を知らなかったからかもしれません。本当の自由が広がっていました。
いつからか虫を殺さなくなってしまいました。
いや思い出したおとといナズナに群がっていたアブラムシをすり潰しました。透明な緑色の汁が出てなんだか懐かしさを覚えました。
でも自由を感じられないのは大人の足かせが引っ張っているせいなのでしょう。
おわり。