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水田の風景が好きな話。

走ると健康に良い事はわかっているがめんどくささが勝つんじゃ。

 

もうそろそろ田んぼに水が張られる時期です。

水田に映る空と言うのは自分的風景上位3以内に入ります。どうしてああもえもみを感じるのか自分でもわかりませんが、とにかく好きな風景です。前世がオタマジャクシかホウネンエビジャンボタニシだったのかも知れません。小学生の頃はジャンボタニシのピンク色の卵塊を石で潰して遊びまわりました。稲を食べる害虫だと言う事は知っていたので、悪は死すべしと正義の名のもとに成虫もすり潰しまくっていました。悪は殺しても良いといつ覚えたのでしょう。

 

話が脱線しました。

あの頃はホウネンエビの特別感が凄まじく、捕まえると大層興奮しておりました。実際あのもしゃもしゃした透明な感じの神秘的な見た目は好きです。虫かごに入れて放置して翌日には死なせていた気がします。悲しい。

 

小学生時代のただひたすらに楽しかったあの日の記憶は今の自分を助けてはくれませんが、それでも記憶に縋る事はほんのわずかな救いになるのでした。

 

おわり。


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