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世界が終わったら幸せになる話。

今日は禁酒日だけれども冷蔵庫にビールがあって飲まないってそれはビールに大変失礼マナー違反銃殺絞首懲役365周年。

 

時々、「自分の1番幸せな理想の瞬間」とは何だろうと考えます。

まず世界が終わっているという条件は外せません。地球から人が9割ほど突然消え失せ4か月くらいでしょうか。当たり前のように交通網は機能しておらず道路は草花が我が物顔で生き生きとし、電波もまともに入らずラジオがかろうじて砂嵐と吹っ切れた個人の楽しそうな独り言を垂れ流しています。

町はとっても静かで、電源の入らなくなった電光掲示板や街頭テレビが黙り、代わりに虫や風の音がところどころに落ちています。季節は夏、…冬でもいいですね。今回は夏で。

人のいなくなったスーパーやコンビニから食べ物をかっぱらってきて、適当に見つけた家人のいない豪華なおうちとかに勝手に居候して、毎日本屋にお酒を持って通うんです。きっと、たった1軒の本屋さんにある本でさえ自分が生きている間に全てを読む事は難しいでしょうから、一緒に手分けして読んでくれる人を探すんです。可愛い女の子が良いですね。それ以外の選択肢は無いです。

可愛い女の子と出会えたら、毎日決めた本屋で一緒に本を読むんです。会話はほとんどなくていいです。外が暗くなったら、お互いの家に帰って、また翌日に本屋で会います。そんな生活がしばらく続きます。

しばらくしてある日、女の子は来なくなります。次の日もその次の日も1週間たっても女の子には会えません。

死んでしまったのか消えてしまったのかはわかりませんが、自分は今までの日々に最高に満足して死んでしまう事にします。

死んでしまう時は、最高に美味しいワインと、1番好きな音楽があればもう大丈夫です。きっと最期に女の子の幻が見えます。

 

以上が自分の幸せの理想の瞬間です。

この理想を実現させるために、世界を滅ぼすところから始めます。

 

まずはお酒を飲んで体調を整えるとしましょう。

 

おわり。

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