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ぼやっとしてたら部屋を片付けられた話。

風呂場の排水溝に髪の毛が集合し始めた。

 

床に我が物顔で転がっている空き瓶缶ペットボトルをやや捨てる事に成功しました。

何も感じる事は無く、動かしにくい体をぼんやりした頭で引きずってスーパーの回収箱に安置してきました。無料でゴミを引き取ってくれるなんて本当にありがたいです。自分にもゴミの札を張る事が出来れば引き取ってもらえるのでしょうか。火葬は熱そうなので花葬…自分には似合わなくて恥ずかしいので女子高の花壇にでも埋めていただければ幸いと思います。

 

何か、救いを求めている気がします。

自分の、このくだらない日々を、圧倒的瞬間の迫力で、今まで生きてきた事を全て覆して吹き飛ばしてしまうような、そんな事が明日起きてほしいと心の底から祈っています。祈ったって何も変わりはしませんが自分の気が済みます。もしかしたら明日とんでもなく良い事がおきるかも知れない、本気でそんな事を考えているので体を動かせます。希望は0.0001%以下で、99.999%起こりえない絶望を見ない事にしてしまうしかないのです。生きる希望と言うよりは呪いと言った方がまだ適切な気がします。

 

しかし何がどうなれば自分が救われた状態になるのか、いまいちさっぱり想像がつかないのが困りものです。いや困っているふりをしてしまいます。本当は全てどうでもいい。

 

ルートビアを久しぶりに飲んだらやっぱりとても美味しかったです。喉の捻挫に良く効きます。

 

おわり。


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