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意味の無い話。

歪んだ光が多くの色に分けられ薄暗い部屋で明かりとも呼べない精神に同調すると思わない。

 

生まれてからいくらかの時間が過ぎました。私が自分を好む事をあきらめてしまい、

何日かが過ぎました。好まない事とそれ以外は何も関係が無く、何もかも本質的には関係がありません。ありていに言えば意味の無い話です。

例えば、数年前にインターネットで買ったけどよく切れないと思って眠らせていた2000円くらいのナイフをさっき使ったら意外と肉が切れたり、1週間くらい捨てられないまま玄関に居座るゴミ袋や、新しく車を買った事や、おいしいワインを酷い体調で飲んで陰惨な気分に浸る事や、かゆい全身や、中身がむき出しで配線をいくつか外したままで光る生きかけのPCや、キーボードを打つ事を目的としたこれだったり、楽しい毎日だったり、試験に合格したり、想像力が失われたり、洗う事ができずに台所に放置された食器だったり、それぞれは今自分が生きている事とは何も関係が無く、何1つ大事な事はありません。

自分が大事にしたかったものはもう思い出せず、生きていたくない事と生きている事も矛盾無く成立していて、2、3、あるいはもう少し多くに散らばった自分たちを統合する事をやめ、結果疲れた自分がいました。とても自由です。

意味の無い、凡人であると思えます。

刃物は、手首に這わせたり首に突き付けたり心臓にあてがうと、やはり怖いものでした。面白くも無い。

 

おわり。


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