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まばらな話。

最期に掃除機をかけたのはいつだったか思い出せない。

 

空っぽのコップを見て「空っぽだ」と思う事が出来ればいいのですが、「目に見えない空気や何かがたくさんだ」と思ってしまうともう窮屈です。

今自分の身体の外にも、目に見えないだけで実態を持った空気やまだ見えない認知されていない何かが隙間なくぎちぐちとうごめいています。ついでに自分の身体の中も隙間は無いようです。何もかもが満たされていて余裕が無いことですわね。

見えない奴らが消えている時は良いのですが、こちらが少しでも隙を見せれば奴らはここぞとばかりに付け入るのです。自分はオールフリーなので常に付け入られています。ひたひたです。

オールフリーは訳すなら「全部タダ」より「全て自由」の方が格好いいと思いました。

自分は自由らしいです。

 

休肝日はどうも思考がとっちらかり、寒さで鈍り、自我がぼやけます。

ついでに元気もなくなります。

 

お酒を入れる為の器が空っぽであるならば、そこには他の何があるわけでもなく、本当の空っぽなのです。

 

おわり。

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