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こたつで眠って修行をしている話。

お高いお酒も飲めば失くしてしまう諸行無常…。

 

一昨日あたりからこたつで寝ています。

布団に入った瞬間の冷たさが、布団にすら拒絶されているようで悲しいからです。例えその後温まろうとも、奥底では最初の冷えた目で自分の事を見ているんだろうと分かっていますが自分は布団にすら嫌われるような人間です。

上記の理由は全てでっち上げ以外の何物でもないのですが、こたつに入ってPC作業をしていると冷たい布団に入るのがためらわれるのです。だったら温かいままのこたつで眠ればいいじゃないと6畳の世界の真理に気が付きこたつで眠り始めました。

初日は案の定体がバキバキになって休息した気になりませんでしたが、その次の昨日は慣れたのか普通に眠る事が出来ました。

今日もこたつ睡眠の予定なのですが、電気代だけが心配です。ホテルに泊まったと考えて諦めるとします。

こたつ…にかかっている布(布団?)を少しずらしているので若干の隙間が空いています。こたつ上のPC環境的に四角形の内2辺が死に場所になっているので、そこの布を少なくしようとしたらミスって少し隙間ができるようになってしまいました。自分でもやや何を言っているのかあやふやですが、とりあえず少し隙間が空いているのです。

ですから、こたつの中で寝返りをうったり少し布を持ち上げたりすると容赦なく冷たさが中に入ってきます。その冷たさから逃げる事も出来ず、ただ再び温まるまでじっと耐え忍びます。こたつの下にも3分。

よって、寝ている時にもかすかな意識を残してと言うか身じろぎする度に若干目が覚めてぼやぼやした意識を楽しめます。実際は楽しくないのですが睡眠の修業ができるので結果的には楽しんでいます。明晰夢の練習とかにもなりますし。

 

こたつで修業とかややまぬけな感じがステキだと思いました。

 

おわり。


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