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お酒を飲む事の必要性についての話。

今日はベランダに洗濯物を干しに外出した。

 

今日は朝起きてたこ焼きたこ抜きを作り失敗してもんじゃに近いものを食べビールを飲みました。

 

お酒を飲むと、基本的に外に出なくてもよくなる(車の運転ができなくなるため)ので、1日の終了感がでます。

そのため、朝起きて1日が始まる時にお酒を飲むと、始まってすぐ終わってしまうショートカット気分が味わえます。いえどちらかと言えばタイムアタックでしょうか。1日終了リアルタイムアタック。拙者の過去最高記録は朝起きて枕元にあった飲み残しのビールを飲んで再就寝。布団の外に出ることも立ち上がることもない見事な優勝でした。

例え優勝したところでそもそも競う相手も最初からおりませんし、優勝商品はほんの少しの寂しさと喪失感です。悲しい事です。

 

それでも、その少しの負の感情と窓から見えるぼんやり明るい白い空を肴にして飲むお酒はとても美味しく、幸せを感じることができます。不幸を材料にしてささやかな幸せを組み立てる事ができるのは自分の長所だと思っています。

ただ時々脳みそがバグってなんか体と心の電源が落ちる時もありますがまあまあ仕方のない事です。そもそも酔っぱらってるってのが脳みそバグってる状態ですし誤差です誤差。

 

自分は酔う事が好きなのだなあと最近わかってきました。

考えてみればお酒に酔う事はもちろん、綺麗な空の景色に酔う事も、雨に打たれる花の雰囲気に酔う事も、鬱になって悲しい気持ちに酔う事も、芝居がかったセリフでかっこいいつもりの自分に酔う事も、ありとあらゆる感じに酔う事が好きです。

酔うと、自分の見ている世界の全てが自分に優しくしてくれるように錯覚するので、酔う事が唯一の救いだとでも考えているのでしょう。

おそらく自分の思っているほど現実は自分に対して悪意なんか向けていないと思いますが、「現実が攻撃してきてそれから逃れる為にお酒を飲まないといけない可哀そうな自分」に酔っていないと自我の意識を保てないのです。多分。自分とはそういう人間である、そういう人間でなければならないと自分のキャラ付けを頑張っているのですね。

 

ですから本当は、お酒なんか飲まなくても普通に生きていけるのでしょう。

 

でも今のところ自分はこんな自分が嫌いですが、「自分の事を嫌っている自分」はそこまで嫌いではないので、しばらくはこんな人格でやっていくのだと思います。

 

結論としては、たこ焼きに失敗して超萎えててもお酒を飲めば美味しくて世界が優しくなって幸せ最高だね!と言う事です。

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おわり。


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