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献血に行った話!

時々食欲増殖バグが発生する。

 

手が震えます。お酒を飲む喜びに腕が全身全霊の感謝をもって、線が震えます。絵の練習をすると絵が上手くなる事があるんじゃと脳みそにいるすごい博士が教えてくれます。

今日は血液を400mlほど薄幸の美少女に届くと信じて捧げてきました。きっと発酵しそうな人に使われるのでしょう。自分が輸血場面を観測しない限り美少女に届いていると信じられます。

400ml失ったので750mlほどワインを輸血して、もう大丈夫です。夕ご飯も昨日食べたので今日は腕が震えるほどにお酒のおいしさを心臓に教え込みます。

やらなくては、何事かをやって成し遂げなければいけないと、自分はこんなにもすごいんだよと自分に信じさせるためにやらなくてはなりません。意識だけが高く昇って身体が布団に沈み込んでいるのは無能の証明を部分点100点満点で進呈しちゃいます。この部屋クーラー無くて暑いんです。

自分は他人とは違うすごい人間なんです。しかし誰も信じてくれません。しらふの自分も信じてくれません。夢の中の自分も苦笑いして意識を自分に渡してきます。夢の中でくらい夢を見せてくれても良いと思うんですけどここはいつも悪夢なので早く起きて夢を見ないと身体に鉛を流し込まれてしまいます。

穴の開いた腕の血管もちゃんとふさがって治るのに、幸せがこぼれ落ちていく心臓の穴はふさがる気配がありません。やや低血圧気味なのに。

 

本当はお酒を飲み始めたばかりで、まだ400mlも飲んでいないのです。

 

おわり。


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