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地球上の本を読み尽くすには1人じゃ足りない話。

sって打ったら予測変換にsdzxchjって出てきて意味不によりワロタ。

 

寝室枕周辺に本が散乱しがちです。本が産卵して続編や同系統の子を孵化させてくれたら素晴らしいと思いますが、ハツカネズミの如き速度で部屋を埋められても困るので今のままでいいかと思いました。

 

どんなに小さな本屋さんでも、その店の本を読み尽くすには自分の時間をおおよそ全て使っても足りそうにないです。街の少し大きい本屋さんとかならばなおさらです。

時々、その事が何故だか少し悲しくなります。自分の肉体1つに対してこの世界の情報量はあまりにあんまりです。

しかしだからこそ、子を成し孫を成しひ孫を成し続け、この狭い地球のたくさんの本をすべて読み尽くしたいと願った昔の人がばらまいた魂の1つが自分なのかもしれません。それならば自分は安心できます。きっと自分が死んだ時に、真っ黒の背景に白い文字で「本の総数×××/あなたの読んだ総数×××/あなた以外の全ての人が今まで読んだ総数×××」と表示されるでしょう。そうしたら自分は惜しむ事なく電源ボタンを切る事ができるのです。これ以上ない満足感とささやかな幸せに満ち足ります。

 

ある日突然自分と誰か美少女以外の人が消えてしまったら、どこかの本屋でずっとお酒を飲みながら本を読んだりぼーっとしたりして過ごしたいなあと夢見ています。

 

おわり。

 

お題「ささやかな幸せ」


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