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意味がありそうで意味の無い話。

鍋を無限に作り続ける生活。

 

うろんと言う言葉のうろんさがすごいです。

輪郭はあるのに中身が空っぽで、もううろんって感じです。

 

うろうろ、うろうろ…。

うとろって形が似ていて、しばらく眺めていたらうとろがわからなくなりました。

自宅と会社をうろうろしていても自分自身は輪郭を保ったまま中身が空っぽになっていくだけです。

嘘です。

うろうろなんかしていなくても元々自分は何も無かったのでした。

何も無いと言っても、「何」が何を指しているのか、感情なのか物質なのか見えるものなのかひんやりしたものなのか触れないものなのか自分にはわかりません。

わかったら自分の脳みそまで電波を届けてください。今日以下の自分には見つけられなかったので、明日以降の自分に遺言です。

自分の日記を読み返す事はないので明日には届きません。

1秒前の自分もすでにいなくなってしまっていて、なんとも頼りないんだか情けないんだか後腐れも無い連続性の無い自分です。

 

深く考えると、何もかもわからなくなってあいまいになってぼんやりするので、うろんに時間を感じたい時はたまにやっています。

考える度似たような思考を辿るのですが、細部が違ったり別の道へ逸れたりするのでまるでパラレルワールドを眺めているようで面白いです。

文字に起こすとさっぱり意味はわからず、そもそも文字にしない状態でも意味はわからないので、そんなものかと、脳みそがまた少し溶けたような気がします。

 

おわり。


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