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風船が羨ましい話。

ワインの残り少ない水面を見ると寂しくなる。

 

風船とは、幼さと祝福の象徴であるように思います。

 

大人になって…、…、身体が大きい人間で風船を持っている奴はほとんど見かけません。風船、と聞いて思い浮かぶのもそれを持ってはしゃいでいる子供の姿が多いのです。

 

手を離せば勝手に空へ飛んで行ってしまって戻ってこない、しかしその姿はなんだかまぬけでどこか優しいものです。飛んで行ってしまう空はいつも青空である気がします。

風船がある場所も、お祭り会場、ライブ、縁日、どこかめでたい場所ばかりです。

まるで存在そのものが祝福をあらわしているようで、羨ましい限りです。

いつか部屋に風船をたくさん飛ばしたいものです。

 

おわり。


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