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ニトリに行ったら人類が消えた世界を妄想し始めた話。

目覚ましに起こされない朝は格別の贅沢品。

 

今日はカーテンを買いにニトリへ行ってきました。休日の11時頃ですが、かなり人がいました。家族連れが結構多くて、いつからニトリは遊楽施設になったんだろうと思いました。時代は変わるものなのでしょう。

 

ニトリに遊具はありませんでしたが、昔…。服屋のすみっこにこぢんまりと存在するゲームコーナーや、スーパーの中に入っている小さな薬局の前に1台だけぽつんといる10円か50円くらいでごとごと動く謎の乗り物遊具とか、ぼんやりと記憶にあります。

子供ながらも「なんか不思議な場所だなあ」と思っていました。

ああいう少し浮いた遊具というのか不自然な存在というのか、ちぐはぐな空間というものは今思うと中々えもーしょなるを感じます。大人の都合で取り入れられたのか子供のために善意で設置されたのかはわかりませんが、なんか…良いですね…。

 

10円でごうんごうん動く謎の遊具で心置きなく遊ぶために、軽率に自分以外の人類が滅んだりしないかなあと時々考えます。

もしこの世界から自分以外がみんないなくなってしまったら、理由とかはどうでもいいので好き勝手に観光したいです。

今のこの世界にあるほとんどの建物は、用途は様々ですが主に〈たくさんの人〉のために存在しています。ですから、〈たくさんの人〉が消えたらその建物たちも服屋の片隅のゲームコーナーのように少し浮いた空間になってしまうでしょう。そこに少しでもえもみを感じ取ることができたのなら、それは最高の世界だと思います。

人のいない町を歩くVRゲームとかすでにありそうですが、やっぱり現実世界で人類にはちょっと軽く滅んでほしいですね。そっちの方が絶対面白いでしょうし。

ひとりぼっちは…寂しいもんな…と杏子ちゃんもおっしゃっておりますから、いずれえもみよりも寂しさが上回ってしまうかもしれません。その時はフワッと光の粒子になって世界から消えてしまう能力とか欲しいです。

 

自分は人類が消えた後の世界に備えてまずは台所にたまった食器を滅ぼすとします。

 

おわり。


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