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無職の自由な話。

微妙に物を捨てるのが苦手。

 

最近昼寝をするようになりました。

朝起きるのも少し遅くなりました。

夜寝る時間はそこまで変わりませんが、やはりわずかに遅くなったような気がします。

目覚ましに起こされる事無く、昼飯を食べて眠くなったら眠り、暗くなったら自由に眠る。あまりにも人間的に正しく生きられている気がしてなりません。生物としての自覚がようやく芽生えてきました。これは幸せの新芽でしょう。

しかし貯金が残り7万円くらいになり世界は終焉を迎え始めています。宇宙の消滅しつつある後ろの車両に立っている気分です。まあいいかという気持ち。

そのまま終わりを眺め続けて、終わりが過ぎ去っても残念ながら自分の肉体は残るそうなので、肉体の削除をするか宇宙を追いかけるか検討しなくてはなりません。

 

働きたくないでござる。また人間の生命性を奪われるのか。自我を食事に食わせたゾンビ共がよ。日々の飯を食うために労働してるような非人間がよ。お前らの仲間に再びなれと言うのか。悲しいな。

悲しい。ずっと子供のままでいたかった。大人になったら自殺くらいしかする事無いんじゃないか。

 

しかしてお金が無くなるのも困るのでしぶしぶ求人をすいすい眺めていたら外が暗くなっていた。しょんべんみたいな薄黄色い夕焼けが明るさを失っていくところだ。

 

おわり。

おわり。

ふと見たらヘッドホンの布部分が破れ始めてておもえば買ったの何年前だっけ。

 

引っ越しが終わり実家に帰りました。

自動でご飯が出てきて何時に寝ても何時に起きても何が起こる事もなく、時々将来に対する不安をちくちく親から刺されるだけで何が起こる事もありません。

何も。

じきに冬が死に、春が生まれます。季節に生死はありません。自分が勝手に季節に生命を見ているだけです。意味の無い意味付けです。しかし意味とは人間のみが勝手に見出しているだけなので人間らしい自分は意味をなすりつけてみます。

季節は、…。…?

 

思考は無くなります。

 

おわり。

おわり。

せっかくブルーレイ買ったのに自分のPC環境では再生できなくてぶちぎれた。

 

いにしえのUSBが発掘された。

ベッドの下でほこりまみれになって眠っていた。

奇跡的にデータが消えずに生き残っていた。絶望的とも言える。

半年分ほどの当時の日記と、「家出時の持ち物」、「正しい枠」と言う名前の付けられたメモ帳ファイルが見つかった。私は意識を失った。意味がわからない。

いやわかるんだけど見たくなさすぎンゴ。

見たくないので今日は眠らせていただきます。また体調良くなって24時間くらい倒立できるようになったら読ませていただきます。

 

おわり。


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