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いつまでたっても世界が平等にならない理由を考えました。

 お風呂につかりぼんやりしていたらこれだと閃きましたがこんばんは、キノセイです。

 

 それは<人間が生きている動物だから>です。

 

 何言ってんのこいつと思う気持ちはわかりますが説明させてください。

 

 例えば、明日になったら世界中のお金と言う概念が消え去るとします。そうなると会社の偉い人や国の偉い人はどうしようも無くなります。

 全てのお金、物の価値と言う概念を消し去り、科学の発展も放棄し、ただひたすら現状維持のため第一次産業、つまりはみんなで野菜を育てたり食用肉を育て、近所の人と仲良く分け合ったりする。ただひたすらに<生きるためだけの事>をみんな、世界中の人が、誰一人もれなくやるのです。

 そうすれば貧富の差も戦争も無くなります。元はお金持ちの人もお金無しの人もやらなければならない事は同じなのですから。人に優劣なんてほとんどなくなります。

 

 ところがどっこいうさぎさん。そんな世界は宇宙人に侵略されて地球人全員が洗脳でもされない限りありえません。

 なぜでしょうか。

 

 それは人間が<みんな平等>よりも<みんなが平等の中でも自分だけがほんの少し上>の方が気持ちが良いと感じるからです。

 例えば同姓3人異性1人の計4人グループの中に自分がいたとして、異性から「3人とも好きだよ」と言われるのと「3人とも好きだけど君は他の2人より優先順位高いなあ」って言われた方が絶対完璧全壁鉄壁にうれしいですよね。これでうれしくない人は人間じゃないですから話が通じないですね。

 

 と言うわけで人間は少しでも上に立ちたがる生き物なのです。

 と言うか人間に限らず動物はみんなそうです。生き残る、自分の子孫を残すためには他の者より上に立たねばならない。いわば生存本能です。生きている動物である限り本能には抗えません。

 

 だから、例え世界中の人が畑をえっちらおっちら頑張って耕していたとしても、そのうち誰かが暴力、策略、運などによって他の人より上に立とうとしてしまうのです。そして均衡が崩れ平等なんてものは無くなりさらに上を目指そうと戦争を起こす。どうしようも無いです。

 

 人間が生きている動物である限り、動物としての生存本能がある限り、世界が平等になんてなるわけが無いのです。

 正解平等は諦めて、せめて自分の周りだけでも、自分の好きな人だけでも幸せになってもらえるよう努力をすればよいと自分は思います。

 

 それではノシ


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