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皮膚になりつつある毛布。

今週のお題「愛用しているもの」

 

 もう7年以上使っているものがありますがこんばんは、キノセイです。

 

 毛布です。黒い毛布。

 

 それを買ったのは確か小学3年生か4年生の頃です。

 学校でハロウィンをやるので仮装用の服を持ってくることになったのです。自分はドラキュラになりたかったのかなんとなくだったかは忘れましたが、ドラキュラっぽい格好をしようとしました。

 その結果、普通に売ってる仮装用の物ではなく、黒い毛布をマントのように羽織って牙をつける格好になりました。ちなみに牙は大根をそれっぽい形に切ってもらいました。でかすぎてすぐ食ってしまった記憶があります。

 その時に買ってもらった黒い毛布がそれです。今も羽織りながらこれを書いています。

 当時はその毛布で自分の体がすっぽり収まる大きさだったのですが、いつの頃からか体にちょうど良くなり、いつの間にか手足がはみ出すようになってしまいました。間違いなくあの頃見えてた世界はもうみにくくなってきています。

 体ばっか成長しやがって心はとてもとても。

 

 毛布自体は全然ぼろぼろになる事も無く、まだまだ現役です。夏にも使っているくらいです。おそらくブランケット症候群と言うモノになっているのでしょうが、まあ仕方ないしいいです。

 

 いつかこの毛布を捨てる時が来るのか。できれば来ないでほしいです。来たとしたら人生が大きく変わる時か、はたまたなんでもない日常か。どちらにせよあまり想像したくないです。

 

 安心できるものがひとつはないと困るじゃないですか。

 

 それではノシ


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