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恋の話―――中学3年生編。

 とにかく動くしかないんだよなあと思いますがこんばんは、キノセイです。

 

 アレですよね。人生自分から行動しないと何もかも手に入れられないんですよね。

 知ってますけど中々これが動けないのですよ。いとつらし。

 

 さて。本日は中学3年生編、やあ大分最近ですね。え、3年前? 何を言ってるんだいHAHAHAHAはあ。嘘だ。

 

 その時好きになった人はですね。趣味がそこそこ合って、委員会が同じだった人です。小学生の頃からまあまあ会えば少し日常会話をする感じの、言わば<他の普通の女の子よりは頭一個分くらい優先順位が高い>女の子でした。

 もうちょい詳しい情報を書くと、身長そこそこ低めで可愛い、スポーツ系の明るい元気な子でした。

 運命の中学3年の時、その子と放送委員会で同じになったのです(自慢じゃないけど自分は中学3年間すべて放送委員会を務めた気がします多分)。

 放送委員会とは、皆さんご存知の通り放送をする委員会です。放送室(そこそこせまい)で2人きりになってあれやこれやを放送したりします。

 だいたい放送の15分か10分前くらいには放送室にいるようにねーと先生から言われていたので、その後の時間も合わせると2人きりの時間は40分ちょいちょいでしょうか。その間雑談なり給食を食ったりするのです。

 2人でぽつぽつと話をしたりするわけです。その子の給食食ってる姿や本を読んでる姿を眺めるわけです。普通に仲の良い子なわけです。

 そりゃ恋に落ちるのも必然と言うモノでしょう。あの時は落ちるって言うかゆっくり滑り下りていった感じかなあ。

 そんなわけで好きになります。委員会は週に1回かそこらなので、委員会の日が死ぬほど楽しみになるわけです。

 そして3年ももうすぐ終わりになる頃だったでしょうか。自分は決心しました。<告白しよう>と。

 高校は別々のところに行く予定でしたし、委員会もあと数回と言ったところなので、そろそろ言わなければと。気持ちを伝えなくてはと。

 

 思ったんですけどあまりの緊張で結局言い出す事が出来ず、また次にしよう、まだ最後なわけじゃないんだと言い訳をして何回か引っ張りました。

 

 そしてとうとう運命の日を起こしたのです。

 

 それは給食の放送の日でした。2人とも飯を食い終わって放送もほとんど終わった頃だったでしょうか。自分は切り出しました。

 「自分はそちらさんのことが好きですが、自分の事はどう思いますか?」と。

 

 …。色々とアレですよね、やっぱり過去の自分をぶん殴りたいですよね。どう考えても殺してやりたいとしか思えません。過去の自分。こなくそ。

 まず告白の時ぐらい相手の名前を呼べと(当時女の子を名前で呼ぶのが恥ずかしくてできなかった。あ。今もだわ)。そんでもって「付き合ってください」じゃなくて「自分の事をどう思いますか」と聞いてやがる(当時お互い両想いじゃないと付き合うのは相手に申し訳ないと思ってた。あ。今もだ)。

 そんな駄目なお手本みたいな告白をした結果、相手の返事は。

 「…。(間)…○○(当時の自分のあだ名)は○○だよ。」と。

 

 確か自分はそのあと苦笑いと生返事をしてた記憶しかありません。言い方や雰囲気からして、嫌いだから断ったって感じはなく突然すぎて戸惑った故の返事だったと思います。そうであってくれ。

 そんなわけで自分が馬鹿な事により、めでたくどうしようもない結末になりましたとさ。ふざけんな過去の自分。

 

 でもまあこの過去があったから今の自分があると考えるとこれでよかったと思います。なぜならこの過去によって今自分は過去以上に恋をしているからです。

 

 とりあえずこの事も成人式で会ったら聞いてみよ。

 

 さあ明日はいよいよ大本命にして最上級最高峰完璧全壁至福最幸の、現在あんど中学2年生編をお送りしたいと思います。

 

 それではノシ


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